今を行く座席客車

 近年客車と聞くと、トワイライトエクスプレス・北斗星・カシオペア等の、寝台客車が思い浮かぶ人が殆どでしょう。
 しかし平成14年まで、寝台ではなく座席客車が定期列車「快速海峡号」として運転されていました。またその
前年(平成13年)まで九州でも、50系客車が普通列車として運転されていました。
 今となっては電車・気動車が走っていますが、その前は機関車が座席客車を牽引して普通列車として走ってい
ました。
 鉄道ファンの中では有名な、特急つばめ・はと・かもめ等の優等列車も、以前は機関車牽引の客車列車でした。
 海外ではまだ多くの客車列車が活躍していますが、日本では次第に数を減らし、座席客車の定期列車は消え
てしまいました。
 現在では、多客時の臨時列車、団体列車、イベント列車などでその姿を見ることができます。特に機関車客車
共に国鉄色の編成となると、普通列車で走っていた往年の姿と重なり、多くのファンに囲まれます。
 しかし近年、客車普通列車が電車・気動車に変わっていったのと同様、役目を電車・気動車に譲りその数を
減らしつつあります。
 日本各地を走った客車列車・・・。数は減少しているが、今も健在である。

平成20年書

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(DD51)−1


改装工事前の奈良駅での一枚。
牽引機は1192号機。12系を牽引するDDも最近ではすっかり減ってしまった。
客車普通列車では良く見られた編成であろう。


1043号機先頭の14系客車。多客時に臨時列車としてよく運転されていた編成も今では殆ど出番が無くなってしまった。


乗務員訓練運転のため米原へと向う1191号機。


草津駅へと入線する客車列車。しかし本来の役目である旅客輸送ではなく訓練運転である。
座席客車の役目も時代と共に変化する。

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